先日、BBCラジオで現地司令官のインタビューがあり、「アフガニスタンでは英軍を含むNATO軍は勝っているのか?」という記者の質問に、「局地的には勝っている」と苦しい回答をしていた。
イギリスでは、アフガニスタンで毎月、多い時には毎週のように英兵が亡くなっている。
国会でも冒頭、戦死した兵士へのお悔やみが述べられる、しかも、頻繁に。
イギリスは常に戦争中の国だ。
今日、アフガニスタン復興支援について勉強会があるというので、少し予習をした。
日本政府の支援(ODA)、中村哲さん率いるペシャワール会の支援、そして東京外国語大学教授で、これまで世界各地の紛争現地での紛争処理、武装解除などに当たった自称「紛争屋」の伊勢崎賢治さんの講演録など。
よく「日本だけが何もしないで良いのか。国際的な孤児になる」ということを耳にします。だが、今熟考すべきは、「先ず、何をしたらいけないか」です。
「徳は孤ならず、必ず隣あり」と言います。目先の利を離れ、和を唱えて孤立するなら、それは「名誉ある孤立」であり、世界の人々の良心に力強く訴え、真に国民を守る力、平和への国際貢献となるでありましょう。その時、私たちはアジア民衆の友であり、平和日本の国民であることに、胸を張ることができるでしょう。
(ペシャワール会報93号:2007年10月3日発行より)
政府によるプロジェクト報告、HPからの情報では冒頭の現地司令官も語っているような現実の厳しい状況は伝わってこない。
一方、中村哲さん、伊勢崎さんの報告は心にずどんっと響いてくる。
この違いは何なのだろう。
じっくりと勉強会の話を聞いてきたいと思う。